Amazon RDS(Relational Database Service)の構築方法

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Amazon RDSを使用してデータベースを構築することは、AWSのマネージドサービスの利点を活かした効率的な方法です。以下に、RDSインスタンスを構築するための基本的な手順を説明します。

1. AWSマネジメントコンソールにアクセス

まず、AWSアカウントでAWSマネジメントコンソールにログインします。

2. RDSダッシュボードに移動

サービス一覧から「RDS」を選択し、RDSダッシュボードに移動します。

3. データベースの作成

  1. 「データベースの作成」ボタンをクリックします。
  2. 「標準作成」または「簡易作成」を選択します(ここでは「標準作成」を選択します)。

4. エンジンオプションの選択

  1. 使用したいデータベースエンジン(MySQL、PostgreSQL、Oracle、SQL Server、MariaDB、Amazon Aurora)を選択します。
  2. エンジンのバージョンを選択します。

5. テンプレートの選択

用途に応じて、「運用環境」「開発/テスト」「フリーティア」などから適切なテンプレートを選択します。

6. 設定

  1. DBインスタンス識別子を入力します。
  2. マスターユーザー名とパスワードを設定します。

7. インスタンス設定

  1. DBインスタンスクラス(コンピューティングとメモリの容量)を選択します。
  2. ストレージタイプとサイズを選択します。

8. 可用性と耐久性

本番環境の場合、「マルチAZ配置」を選択することをおすすめします。

9. 接続設定

  1. 仮想プライベートクラウド(VPC)を選択します。
  2. サブネットグループを選択または作成します。
  3. パブリックアクセスの可否を設定します(通常はセキュリティのため「なし」を選択)。
  4. VPCセキュリティグループを設定します。

10. データベース認証

パスワード認証またはIAM認証を選択します。

11. 追加設定

  1. 初期データベース名を設定します。
  2. バックアップ保持期間を設定します。
  3. 暗号化の有無を選択します(推奨:有効)。
  4. パフォーマンスインサイトの有効/無効を選択します。
  5. メンテナンスウィンドウを設定します。

12. 月間推定コストの確認

設定内容に基づいた月間推定コストを確認します。

13. データベースの作成

すべての設定を確認し、「データベースの作成」ボタンをクリックします。

構築後の注意点

  1. セキュリティグループの設定: 必要なIPアドレスやセキュリティグループからのみアクセスを許可するよう設定します。
  2. パラメータグループの調整: 必要に応じて、データベースエンジンの設定をカスタマイズします。
  3. モニタリングの設定: CloudWatchを使用してパフォーマンスメトリクスを監視します。
  4. バックアップ戦略の確認: 自動バックアップに加え、必要に応じて手動スナップショットを作成します。
  5. 接続テスト: アプリケーションサーバーやローカル環境からの接続をテストします。

まとめ

Amazon RDSの構築は、AWSマネジメントコンソールを通じて比較的簡単に行うことができます。しかし、本番環境での使用を想定する場合、セキュリティ、パフォーマンス、可用性などを十分に考慮した設定が必要です。

また、構築後も定期的なモニタリングとメンテナンスを行うことで、安定したデータベース運用を実現できます。RDSの柔軟性と拡張性を活かし、アプリケーションの成長に合わせてスケーリングしていくことが可能です。